コンサルティングの作業の中で、特に気をつけたい習慣として、いくつかの注意点を掲げるとすると、自身の携わるプランやプロジェクトに、ミスをみつけた時点での迅速な行動力があげられます。長い時間や手間をかけたプランやプロジェクトの方向性に間違いをみつけた時点で、それらを根本的に切り捨てるという選択を行動として起こせるかどうかという点です。企業内での業務改善や改新のプランを遂行しながら、ゴールがかすかに見えてきた時点で、作業内容の方向性にミスが発覚した際、「せっかく、ここまでプランが進行したのだから、諦めたくない」というような考えをもつコンサルタントは、そのような考えが習慣化される前に、意識改善を行わなくてはならないかもしれません。コンサルタントとして、ある1つのプランを遂行しながらも、「本当に、この解決策で正しいのか」「この選択で問題はないか?」「もしかしたら、この遂行中のプランよりも、もっと良い解決方がみつかるのではないだろうか」といったような、コンサルタントとして自問自答を行う事が、コンサルティングのスペシャリストとして求められる在り方なのではないかと考えています。企業内での1つのプロジェクトが遂行されますと、その動きに伴って、多くの人々の時間や労力が伴ってくる事になります。組織体制が、大きければ大きいほど、時間と労力は大規模なものとして、多くの事柄を巻き込んで遂行されていくことになりますが、それらの矛先を、間違った方向に向かわせてしまっては、何の成果も得られないままプロジェクトが完了するというよりは、企業としてのマイナスとして評価され、その分の痛手を被る事さえ考えられるのです。どんなプロジェクトやプランにも、ミスが発生する可能性は、ゼロではないのです。そのようなミスの発覚した時点での、方向性の軌道修正も、想定内にできるような、コンサルタントの心構えが必要なのではないかと常日頃から考えています。皆さんのプライベートに置き換えてみて頂いた時に、この結婚は間違っていたかもしれないと、人生の軌道修正を行う際、どんな選択がベストであるか考えてみた事はありますか?どんな結婚にも言えるように、当初描いていた人生のプラン通りに進まない事も大いにあるものなのです。事の変化に気づいた時点で、最善の対処ができるような、どんな状況においても軌道修正のできるコンサルタントの在り方を考えてみましょう。