コンサルタントが評価されるポイントとして、企業内の問題点を強みに変えていける強さや発想力が問われる事があります。クライアント側から、企業内の問題点を告げられ、改善しようとする取り組みの中で、ウィークポイントを、セールスポイントとして育てていくような発想力や創造力をもつコンサルタントの偉業を耳にする事があります。時として、そのような偉業は、コンサルタントとしての経験値などではなく、その人自身のもつ才能や天性であるのではないかと思わずにいられないような、発想の展開性がある事もあります。誰しもがそのような、語り継がれるようなコンサルタントになれるのかというと、私自身はNOであると考えています。ですが、近年のコンサルタントに求められる物事の内容は、非常に細分化された傾向もみられるので、そのような才能溢れる人々だけが活躍できるような分野ではなくなってきている傾向もあるように感じています。実際には、とある分野のスペシャリストとして、特別な知識をもち、その分野に長けた能力を持ち合わせていれば、ある程度の業界内のでの生き残りは果たしていけるのではないかと考えているからです。ですが、一番気をつけなくてはならないのが、コンサルタントの敵は、クライアント自身であったりもするのです。コンサルタントと同等の知識や技術をもつ、クライアントとしての組織集団が増えているようにも感じられるからです。様々な優秀な外部コンサルタントとの交流の中で、専門的なコンサルタント以上に、卓越したマネージメント術を手に入れたり、マネージメントやコンサルティングに関する専門的な知識を蓄えたクライアントは、正にコンサルタントの敵として、コンサルタントの専門性を脅かしているようにも感じているからです。